WEB上での勤怠管理を行うシステムの導入メリット
私が勤務する会社では、今年度から勤怠管理をWEBようになりました。流れとしては、この通りです。出勤時と退勤時にタイムレコーダに社員証を通します。それを以て、始業時間と終業時間が自動登録されます。そして、社内パソコンで各自、与えられたIDとパスワードを入力して正しく打刻時間が登録されていることを確認します。残業時間については、始業時間と終業時間から自動的に計算されているので、修正が必要な場合は、備考欄に除外時間の理由と除外時間を記入します。除外時間として認可される例としては、組合関係の集会の参加、改善報告書の作成(これは報告書の提出で一定額報酬が支払われるので勤務時間としては計上しない社内ルールになっているからです)、雑談、定時後勉強会、総務関係の書類記入、などがあります。これらが承認されると、修正権限を持っている上司が残業時間を修正できます。このように修正するという例外はあるものの、基本的にはタイムレコーダーの打刻に連動した自動管理なのです。
このような勤怠管理システムの導入メリットを整理したいと思います。(1)ペーパーレス化による管理の簡素化勤怠時間を紙に記入して、保存するケースと比べれば、データの紛失の心配もなく、また、検索・保管も容易です。(2)自動管理化による事務管理者の作業時間短縮WEB管理を導入する以前は、記入用紙を事務担当者がPCに手入力していました。タイムレコーダーの打刻時間が自動的に入力されることで、その手間は不要になります。作業時間が短縮されるということは、結果として、事務経費の削減につながります。導入のメリットとして上記の2点が考えられるのに対し、大きなデメリットは考えにくいため、有用な管理方法かつ、経費削減策であります。
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